massage side-wb
タイトルのside-○○←ここは一応白黒のイメージでつけてました。主に自分の認識用デス。
白黒とかで言い表してもいいんですがw
それじゃあ直球すぎるだろー!と思いまして。
なんにせよ、いちゃいちゃしてる二人を書くのは楽しいです♪
そんなわけで3編目。↓
「massage side-wb」
「燈馬君、肩揉んであげようか?」
「……は?」
「どういう風の吹き回しですか?」
「別に深い意味はないよ。凝ってるんじゃないかなーって思っただけだって」
---------------------------------------------------
「凝ってませんけど」
言いながら、肩を回してみる。
特にこれといって重いところも無い。
「まぁまぁ、人の厚意は受けるべきだと思わない?」
いいながら、可奈が後ろに回る。
「……肩もみと言いながら何するつもりですか?」
いやな予感がして、想は思わず身構える。
楽しそうにふふふ、と笑う姿は、うすら怖い。
「隙あり!」
「な!」
唐突に、後ろから襲い掛かられる。
がばっとのしかかられるような体勢だ。
「何してるんですか!」
「後ろから羽交い絞め♪」
言いながら、脇から腕を差し込まれ、締め上げられる。
肩を抑えられ、少しの身じろぎも出来ない。
ここからまた技を掛けられるのか、と身構える。
が、いつまでたっても痛みが来ない。
押さえつけられているだけだ。
「いやー、最近なんかスキンシップがたりないなぁと思って」
暢気な声が、後ろからする。
最近燈馬君がへんなこと言わないからプロレス技も掛けられないし、と呟やかれると、想は明らかに機嫌が悪くなる。
これも十分にプロレス技だと思いますけど。
「足りなくて何か迷惑かけてますか」
「うん、寂しい」
可奈が素直に耳元で即答すると、想は二の句が継げない。
首元に埋もれた頭が、熱い。
ぎゅ、と腕を胴に回し力を込められると背中に当たる質量が増す。
当たってます、当たってます、それ!
叫びたいけれど、なんだか気恥ずかしくて口には出せない。
可奈は解っててやっているのか気がついていないのか、気にも留めずに抱きしめる腕を緩めない。慌てる様子を伺いつつくすくすと笑っている。
「燈馬君分補給完了~」
明るい声で、拘束を解く。
開放され、肩でぜーぜー息をしてしまうのは、押さえつけられたせいだけではないだろう。
もう、どう反応したらいいか解らず、ただただ、動悸に翻弄され、息が詰まっていた。
後ろを見ると、楽しげに微笑む、姿。
知らず、心臓がまた大きく跳ねる。
もう、この人は。
……勝てないな。
「次からは、ちゃんと言ってください……善処しますから」
「ん、解った。 じゃあもう一回」
赤面する顔を見せられず、視線を逸らしながらぼそぼそと言う想を、可奈はまた、背後から抱きしめた。
白黒とかで言い表してもいいんですがw
それじゃあ直球すぎるだろー!と思いまして。
なんにせよ、いちゃいちゃしてる二人を書くのは楽しいです♪
そんなわけで3編目。↓
「massage side-wb」
「燈馬君、肩揉んであげようか?」
「……は?」
「どういう風の吹き回しですか?」
「別に深い意味はないよ。凝ってるんじゃないかなーって思っただけだって」
---------------------------------------------------
「凝ってませんけど」
言いながら、肩を回してみる。
特にこれといって重いところも無い。
「まぁまぁ、人の厚意は受けるべきだと思わない?」
いいながら、可奈が後ろに回る。
「……肩もみと言いながら何するつもりですか?」
いやな予感がして、想は思わず身構える。
楽しそうにふふふ、と笑う姿は、うすら怖い。
「隙あり!」
「な!」
唐突に、後ろから襲い掛かられる。
がばっとのしかかられるような体勢だ。
「何してるんですか!」
「後ろから羽交い絞め♪」
言いながら、脇から腕を差し込まれ、締め上げられる。
肩を抑えられ、少しの身じろぎも出来ない。
ここからまた技を掛けられるのか、と身構える。
が、いつまでたっても痛みが来ない。
押さえつけられているだけだ。
「いやー、最近なんかスキンシップがたりないなぁと思って」
暢気な声が、後ろからする。
最近燈馬君がへんなこと言わないからプロレス技も掛けられないし、と呟やかれると、想は明らかに機嫌が悪くなる。
これも十分にプロレス技だと思いますけど。
「足りなくて何か迷惑かけてますか」
「うん、寂しい」
可奈が素直に耳元で即答すると、想は二の句が継げない。
首元に埋もれた頭が、熱い。
ぎゅ、と腕を胴に回し力を込められると背中に当たる質量が増す。
当たってます、当たってます、それ!
叫びたいけれど、なんだか気恥ずかしくて口には出せない。
可奈は解っててやっているのか気がついていないのか、気にも留めずに抱きしめる腕を緩めない。慌てる様子を伺いつつくすくすと笑っている。
「燈馬君分補給完了~」
明るい声で、拘束を解く。
開放され、肩でぜーぜー息をしてしまうのは、押さえつけられたせいだけではないだろう。
もう、どう反応したらいいか解らず、ただただ、動悸に翻弄され、息が詰まっていた。
後ろを見ると、楽しげに微笑む、姿。
知らず、心臓がまた大きく跳ねる。
もう、この人は。
……勝てないな。
「次からは、ちゃんと言ってください……善処しますから」
「ん、解った。 じゃあもう一回」
赤面する顔を見せられず、視線を逸らしながらぼそぼそと言う想を、可奈はまた、背後から抱きしめた。
■押せ押せな可奈ちゃんとたじたじな燈馬君でした■
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