10000hit越えありがとうございました。追記あり
更新しない間に、いつのまにかカウンタが10000超えていたので、
いまさらながらフリーのイラストとか置いておきます。
動画で使おうと描いたら思いのほか出来がよかったので(爆
ここで一発、絵に会うようなSSでも書ければイチバンなんですが、
思いついたら持ち帰り可でまたUPしますので、宿題とさせてください……orz
できたあかつきには、こちらに追記の形で書こうと思います……。
追記;7/24 18:44
なんとか書けました~。
短いですがお持ち帰り絵、SS共にどちらも可です。
こんなのでもOKだよ!って猛者がいらっしゃいましたらどうぞ~
(……あれ?この言い回し前も使った……)
次は11000くらいをめやすでしょうかねぇ……
上記に関わらず、キリのいいカウンタをゲットした方がいらっしゃったら、リクを受けますのでお気軽にどうぞー。
追記;7/25 17:36
途中の言い回しを若干変えました。
(SS 伝心)
想の手を、可奈は取り、まじまじと見つめる。
「……いきなりどうしたんですか?」
「燈馬君って綺麗な手してるよね。女の子みたいな」
女の子みたい、の言葉にカチンとくる。
「何なんですか、一体?」
むっとした想の様子に全然気づいてないのか、可奈はまだ手を見つめ続けている。
「いやー……昨日さ、夢見たんだよね……」
夢ですか?と想が口にすると、やっと手から目を離した可奈がこちらを向いてこっくりと頷く。
「誰と繋いでたかはおぼろげなんだけど、こう、両手を組むようにして繋いでるんだよね」
持っていた手をそのまま繋ぎなおし、胸の前まで持ち上げる。
指を絡ませて鏡合わせのように向かい合うと、また難しい顔をして唸る。
想は流石に気恥ずかしく視線を逸らした。
「それで、その相手は解りましたか?」
「んー、……燈馬君で間違いないと思う、けど……」
思い出すのに一生懸命で、今のこの状況には気づいてないんですか。
傍から見たら、愛を語らってる恋人同士にしか見えないんですけど。
ひとこと言ってやりたいが、うんうん唸って考え事をする姿が可笑しくて、そのまま観察してしまう。
長い睫が上下する様を見つめているだけでも、飽きない。
「燈馬君さ、こういう夢ってなんか意味あんのかなぁ?」
ふいに声をかけられ、我に返る。
夢占いとかですか?と返すと、そうそう、明るい声が返ってくる。
いつもの、答えを期待した声だ。
言いながら、されるがままになっている想の両手を振ったり持ち上げたり、遊んでいる。
考えることを放棄したらしい。
「コミュニケーションがうまく取れる、とか、以心伝心とか、そういった暗示だったと思いますけど……」
「現実に手ぇ繋いだだけで意思疎通が出来たらすげぇよなー」
言うと、可奈は手を引き、こつんと額を合わせる。
目線が近くなる。
急に距離を詰められ、想は目を見開いた。
その様子が面白かったのか、可奈は目を細めて笑う。
「ねぇ、燈馬君、考えてることわかるー?」
「これで解ったら超能力者ですって」
ははは、違いない。
心底面白そうに笑う瞳を見て、想も目を細める。
繋いだ手から熱が伝わる。
考えてることは解らないけれど。
「……多分、気持ちは伝わってると思いますよ」
「……へ?」
今度は可奈が目を見開く。
手を離そうとするが、絡んだ指先が解けない。
吐息のかかる距離にある双眸に射抜かれて、身じろぎもできない。
「今度は僕の気持ちを伝える番ですよね」
どんな気持ちが伝わってるって?
伝わったって?
それは。
異性(好きな人)と手を繋ぐ夢は、恋の成就の暗示だそうです。
燈馬君の気持ちの伝え方が何だったのかはご想像におまかせシマス。
因みに可奈ちゃんは思い出したけど、燈馬君の手で遊びたかったからごまかした、に一票。
いまさらながらフリーのイラストとか置いておきます。
動画で使おうと描いたら思いのほか出来がよかったので(爆
ここで一発、絵に会うようなSSでも書ければイチバンなんですが、
思いついたら持ち帰り可でまたUPしますので、宿題とさせてください……orz
できたあかつきには、こちらに追記の形で書こうと思います……。
追記;7/24 18:44
なんとか書けました~。
短いですがお持ち帰り絵、SS共にどちらも可です。
こんなのでもOKだよ!って猛者がいらっしゃいましたらどうぞ~
(……あれ?この言い回し前も使った……)
次は11000くらいをめやすでしょうかねぇ……
上記に関わらず、キリのいいカウンタをゲットした方がいらっしゃったら、リクを受けますのでお気軽にどうぞー。
追記;7/25 17:36
途中の言い回しを若干変えました。
(SS 伝心)
想の手を、可奈は取り、まじまじと見つめる。
「……いきなりどうしたんですか?」
「燈馬君って綺麗な手してるよね。女の子みたいな」
女の子みたい、の言葉にカチンとくる。
「何なんですか、一体?」
むっとした想の様子に全然気づいてないのか、可奈はまだ手を見つめ続けている。
「いやー……昨日さ、夢見たんだよね……」
夢ですか?と想が口にすると、やっと手から目を離した可奈がこちらを向いてこっくりと頷く。
「誰と繋いでたかはおぼろげなんだけど、こう、両手を組むようにして繋いでるんだよね」
持っていた手をそのまま繋ぎなおし、胸の前まで持ち上げる。
指を絡ませて鏡合わせのように向かい合うと、また難しい顔をして唸る。
想は流石に気恥ずかしく視線を逸らした。
「それで、その相手は解りましたか?」
「んー、……燈馬君で間違いないと思う、けど……」
思い出すのに一生懸命で、今のこの状況には気づいてないんですか。
傍から見たら、愛を語らってる恋人同士にしか見えないんですけど。
ひとこと言ってやりたいが、うんうん唸って考え事をする姿が可笑しくて、そのまま観察してしまう。
長い睫が上下する様を見つめているだけでも、飽きない。
「燈馬君さ、こういう夢ってなんか意味あんのかなぁ?」
ふいに声をかけられ、我に返る。
夢占いとかですか?と返すと、そうそう、明るい声が返ってくる。
いつもの、答えを期待した声だ。
言いながら、されるがままになっている想の両手を振ったり持ち上げたり、遊んでいる。
考えることを放棄したらしい。
「コミュニケーションがうまく取れる、とか、以心伝心とか、そういった暗示だったと思いますけど……」
「現実に手ぇ繋いだだけで意思疎通が出来たらすげぇよなー」
言うと、可奈は手を引き、こつんと額を合わせる。
目線が近くなる。
急に距離を詰められ、想は目を見開いた。
その様子が面白かったのか、可奈は目を細めて笑う。
「ねぇ、燈馬君、考えてることわかるー?」
「これで解ったら超能力者ですって」
ははは、違いない。
心底面白そうに笑う瞳を見て、想も目を細める。
繋いだ手から熱が伝わる。
考えてることは解らないけれど。
「……多分、気持ちは伝わってると思いますよ」
「……へ?」
今度は可奈が目を見開く。
手を離そうとするが、絡んだ指先が解けない。
吐息のかかる距離にある双眸に射抜かれて、身じろぎもできない。
「今度は僕の気持ちを伝える番ですよね」
どんな気持ちが伝わってるって?
伝わったって?
それは。
異性(好きな人)と手を繋ぐ夢は、恋の成就の暗示だそうです。
燈馬君の気持ちの伝え方が何だったのかはご想像におまかせシマス。
因みに可奈ちゃんは思い出したけど、燈馬君の手で遊びたかったからごまかした、に一票。
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