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進展はそれなりに……

けれど、原稿おわりませんー(T_T)<弱音

なんとかあとちょっとで一冊は終わる予定なんですが、まだまだあと2冊くらいは出したいの……
うぅ、そんなわけで全然SSとか続きとか書いてませんすみません(泣
それでも思いついたのはちまちまツイッターにメモしているのでお茶請けがてら……↓





6/22
「水原さんは他の女子みたいに下にハーフパンツはいたりしないんですか?」
「んー、一度やったんだけど、お母さんに『みっともない!』って怒られちゃってさ」
「じゃあ、せめてスコート…」
「何よさっきから。 大丈夫だって!それとも…燈馬君、見たいの?」
「(見たいんじゃないんです、見えるんです少しは気にしてください……)」



6/27
水原さんの視点から、この世界はどう見えているのだろうか?
すっと伸びた背筋で、真っ直ぐに、射抜くように。
時には踵の高い靴を履くから、高さの差が余計に開く。

そのたった数センチで、どれだけ見える景色が違うんだろうか。

僕が見上げると、水原さんは、笑う。

-------------------------

 「………いざ追いついてみると、別に違いはないものですね」
 ぽそりと呟いた独り言に、水原さんは何の話だよ、と怪訝そうにこちらを伺う。
 一年前に見上げたその目は、今はすぐ横の高さだ。
 あんなに、高さの差を感じたのに。

 「いえ。ただ単に、水原さんが見る景色と僕が見る景色は同じなんだなって思っただけです」
 「当たり前じゃん。並んで同じ方向いてるんだから」
 水原さんは、何て事のないように言う。
 彼女にとっては、言葉通りに思っているのだろう。
 けれど僕には、別の意味にも聞こえて。

 僕と水原さんの視線の向かう先が、同じなんだよ、と言ってもらった気がして。


 「……そうですね」
 なんだか、すごく嬉しく感じて。
 けれど、水原さんにその気持ちを知られるのが恥ずかしくて。
 静かに、頷いた。





7/2

 私ばっかり燈馬君を好きな気がする。
 一分一秒だって離れたくないのに。
 私が時計をちらっと見るだけで
 「あぁ、もうこんな時間なんですね。そろそろ送ります」
 とか言うんだよ。
 ………帰したくないとか思ったりしないのかよ。

 判ってるよ。そういうもんじゃないってことくらい。

 送ってくれるのは心配半分、離れがたさ半分だってことも。
 別れた後の後ろ姿が、すごく寂しそうだってことも。

 それでも。
 燈馬君は、一度も私を引き止めたりはしなかった。

 もう、それなりに長い付き合いだし、お互いにいい歳になったし、やることはやってんだし。私が大事なのは痛いほど判るんだけどさ。
 そろそろ、帰したくないとか、一言引き止めてくれたっていいんじゃないの?と思うんだ。

 私は燈馬君の何なのさ。
 大事な大事なお人形か何か?

 意志を尊重するって、要するに責任転嫁なんだよな。
 本音と建て前くらい解れ、と言うのは流石に横暴なんだろうけど。女の口から言うのはなかなか大変なんだからな。

 そんくらい察しろよ、とーへんぼく。



7/7

 「今年も織姫と彦星会えないね」
 「星の一生からしたら、一年なんてあっという間なんですけどね」
 「そりゃそうなんだろうけどさぁ。ロマンないなぁ」
 「私が織姫だったら一年に一回しか会えないなんて辛すぎるなぁ」
 「そうですね。水原さんなら天の川くらい軽く泳いで渡りそうですよね」
 「……それ、バカにしてない?」
 「そんなまさか。」
 「泳いで渡って会いに来て貰えるくらい想われているのなら、夫冥利につきるんじゃないですか?」
 「でしょ?一年に一回だけしかチャンスないなら、そのくらいしたっていいと思うんだよなぁ」
 「……彦星の方は心配ではらはらしそうですけどね」
 「適材適所でしょ?だって逆に泳いで渡れったってどう考えても無理でしょ?」
 「まぁ……水原さんなら大きな川でも大丈夫だろう、という推測の元での仮定ですからね」
 「まぁ、会いに来て貰えるにこしたこたぁないよ!そっちのが嬉しいし」
 「そうですね。淋しい思いをさせてるならその分大事にしたいですよね。ところで水原さん、さっきから彦星は誰と想定して話してるんですか?」
 「へ?……あ!い、いや、別に特に特定とかしてないっつーか……(あさっての方向



7/8
 「燈馬君、私のこと好き?」
 「水原さんはどうなんですか?」
 「質問に質問で返すのずるいよ」
 「「水原さんの考えてる通りです」もなしだよ」
 「……好きか嫌いかと問われるのであれば好きですよ」
 「ん、私も燈馬君の事好きだよ!」
 「それはどういう……」
 「燈馬君の言ったとおりだよーっだ!」
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